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やまぐちスポーツ医・科学サポートセンターでは国内外のスポーツ医・科学情報をはじめ、各競技大会成績を配信しています。

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[support 2011-net:0403]
サポート2011@スポーツ医・科学センターです。(柴田)

【アンチドーピング】情報

JISSより【アンチドーピング】に関わる最新情報が入りましたのでご紹介します。




◆酸素摂取は禁止せず=世界反ドーピング機関
 
 世界反ドーピング機関(WADA)のリュンクビスト副会長は8日、健康増進や治療のための人為的な酸素摂取について「競技力を向上させるという証拠がな い」と述べ、ドーピングには当たらないとする見解を示した。人為的酸素摂取はこれまで国際規則で禁じられていたが、来年1月から適用の新規則では「補足的 な酸素(摂取)は禁止しない」と修正されている。

 日本アンチ・ドーピング機構(JADA)は、健康増進用の高気圧カプセルの使用について、禁止方法に当たる恐れから一時使用自粛を呼びかけたが、今年に入って撤回した。WADAが明確な見解を示したことで、より酸素濃度の高い医療用カプセルについても、使用が容認されることになるとみられる。 

(2009/11/08-20:28 時事通信)






◆酸素カプセル全般OKに WADAが来年の新規定で
 
 世界反ドーピング機関(WADA)が、来年1月1日に発効する新規定の中で「補足的な酸素の使用は禁止しない」との趣旨の条項を新たに盛り込み、ドーピング違反にあたるかどうかで論議を呼んだ「酸素カプセル」類全般について、使用は違反にならないとの見解をまとめたことが8日、WADA関係者の話で明らかになった。

 酸素カプセルの効果については研究が重ねられ「治療や回復には大変有効である一方で、選手の競技力の向上にはつながらない」と判断したという。

(2009.11.8 20:56 MSN産経ニュース)





◆ドーピング対策「選手パスポート」実用可能に
 
 世界反ドーピング機関(WADA)のアルン・ルンクビスト副会長は8日、国内外の反薬物関係者を集めたシンポジウム後、都内のホテルで記者会見し、選手の血液関連データなどを長期的に蓄積、数値変動から血液操作等のドーピング行為の可能性を読み取る「選手パスポート」制度について、データさえ整えば、すでに実用可能だとの見解を示した。

 現在検査方法が確立していない、自己血液を使った「血液ドーピング」などに対し、来年2月のバンクーバー冬季五輪でも、一定の効果を発揮しそうだ。

 WADAは同制度について、データ収集・保存方法などの基準を現在作成しており、「国際競技連盟(IF)で、すでに多くのデータを蓄積しているところなら、現在すでに実用可能だ」としている。現時点では異常値を即ドーピング違反と判定するのではなく、狙い撃ち検査の指標に使う。

 一方同副会長は、2010年用WADA禁止薬物・手法リストで、従来唯一禁止していた、高濃度の酸素を使うタイプの「酸素カプセル」を解禁した理由について、「特定の治療に役立つとの報告もあり、人体に害があるとは言えない。競技能力向上にも当たらない」と説明した。

 国際オリンピック委員会(IOC)は「警備上の理由」で、酸素カプセル全般の、五輪選手村への持ち込みを禁止している。

(2009年11月9日10時07分 読売新聞)
by support2011 | 2009-11-12 10:35 | 【アンチドーピング】