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やまぐちスポーツ医・科学サポートセンターでは国内外のスポーツ医・科学情報をはじめ、各競技大会成績を配信しています。

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[support 2011-net:0021] 【国内】情報:全国体力・運動能力調査・運動習慣等調査
support 2011-net各位

サポート2011@スポーツ医・科学センターです。(柴田)

【国内】情報

JISSより【全国体力テスト】に関わる他県の最新情報が入りましたのでご紹介します。



〈宮城〉
◆体力・運動能力調査:小学生、成績アップ 96種目中67--07年度小中高=宮城

 ◇記録カードで「頑張り」--中高生は全国平均下回る
 県内の公立小中高校の全児童・生徒を対象とした県教育委員会の「07年度県小・中・高等学校体力・運動能力調査」で、小学生が全学年計96種目のうち、約7割に当たる67種目で前年度平均を上回る好成績を記録した。一方、特に中高生で、ほとんどの種目が全国平均を下回る「県内の子供の体力低迷」は続いている。県教委は小学生の体力向上について、「06年度から子供たちが自分の過去の記録をカードで確認できるよう
にしており、前年より記録を上げようと頑張ったようだ」とみている。【青木純】

 調査は昨年5~10月、県内の児童・生徒計約24万人を対象に実施。握力や上体起こし、50メートル走、持久走など小学生は8種目、中学・高校は各9種目を計測した。

 このうち小学生の反復横跳び▽20メートル往復持久走▽立ち幅跳びの3種目は、全学年で前年度より記録が向上。学年ごとでも、男女ともに8種目中3~7種目で前年度平均を上回った。これに対し、中高生は、全学年を通じて前年度より向上した種目はゼロだった。

 県教委は06年度から「体力・運動能力調査記録カード」を全児童・生徒に配布。子供たち自身で体力・運動能力の変化を把握できるよう、記録を小中高の12年間分一覧できるようにしている。県教委スポーツ健康課は「特に小学生に効果があったようだ。今後も有効に活用してもらえるよう努めたい」としている。

 一方、前年度の全国平均を上回った種目は小学生で計96種目中30種目。中学校では計54種目中わずか2種目、高校でも計54種目中3種目と軒並み平均以下となった。全国平均でみると、県内の子供たちは握力、ソフトボール投げ、体前屈は得意だが、50メートル走や持久走、反復横跳びといった種目は苦手という傾向が出ている。

 文部科学省の「学校保健統計調査」によると、県内の小中高生の肥満傾向児出現率はほとんどの学年で全国平均を上回っており、同課は「あまり屋外で遊ばず、スクールバスなどで登下校するようになったことなどに加え、肥満傾向児出現率の高さが記録に影響している可能性もある」としている。

毎日新聞 2008年5月9日(金)
by support2011 | 2008-05-16 10:55 | 【国内・県内】